Long Table Japanとしてフードトラックを出展することにはなりましたが、事務局長篠原は食べる専門…トラックを貸し出してくれるフィリッポさんもレストランの営業がある…。誰がトラックでご飯を作るんだ…と困っていたところ、救世主として現れたのがクックたかくらの鈴木ファミリー!!
イベント終日家族総出でトラックを切り盛りしてくださったみなさん。写真には写っていませんが代表も初日にお越しでした。朗らかで仲良しなご家族で、美味しい食事は人をハッピーにするを体現されている…素敵…と終始癒されていた篠原なのでした。
娘さんのアトピー性皮膚炎をきっかけに、「普段何気なく食べているものが原因ではないか」と食べるものを見直し、症状の改善とともに食の力を実感した髙倉一家。安心、安全で、みんなで食べることができるお惣菜を提供しています。オンラインでも注文可能なので要チェックです!
今では、代表のお孫さんである鈴木さん(写真左手前)を中心に更なる情報発信など精力的に活動されています。
いのち=食を考え、繋いでいく。生きることは、食べること。私たちは、食という手段で、生きるための活動に寄り添う。私たちのビジョンは、安全・安心・満足な食生活を誰もが実現できる世界を創ることである。
「安全 」とは、客観的にリスクが少ないと判断できる状態
「安心 」とは、主観的にリスクが少ないと判断できる状態
「満足 」とは、心身ともに満たされている状態クックたかくらは組織として
「食のあり方」を提供していきます。
食の「可能性」「多様性」「公平性」を追求し、持続可能な食の安全を目指していく。
誰もが安心して食べられるようにということで、全てヴィーガンフェスのコンセプトに合うように、日本ワインと相性の良いメニューということで、上記の4品をご用意いただきました。お野菜は山梨の畑山農場さんのものを使っています。
ソムリエの方も、実際にお食事いただいたお客様も、「白ワインと味噌が合うね!」「赤ワインとキーマカレーが合う、本当にこれSOYミートなの?」と日本ワインと日本のお惣菜の組み合わせを楽しんでいらっしゃいました!篠原も二日間を通して全てのメニューを2度ほどいただきましたが本当に美味しかったです。「ヴィーガンの食事が日本だとあまり見つけられないから嬉しい!」とキーマカレーをリピートして買って行ったインド系のご家族もいたり。食に多様性があると、食べてくれる人の多様性も広がるよね、とほっこりした瞬間もありました。
主催者さんの粋な計らいでイベント2日間それぞれ1回ずつLong Table Japanの活動を紹介する機会もいただきました。たくさんの方に知っていただく貴重な機会となりました。サステイナブルな食の実践のためのノウハウを伝授したり実践者をつなぐ日本サステイナブル・レストラン協会、実践者としてサステイナブルで誰もが楽しめるお惣菜を提供するクックたかくらさん、そんな知恵や実践者を広める場を作るLong Table Japanとしてそれぞれの想いを共有しました。
篠原の好きな言葉の一つが「かんぱーい」ですので、もちろん最終日食事メニューを売り切った後には、スタッフで美味しく日本ワインを乾杯しました。
(text: Minami Shinohara)