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2025/04/19
SAT
#RE:FUN
#ビーチクリーン
#ビーチバレー
#海洋プラスチック
#HEALTH
#市民参加
#RE:UNIVERSE
 RE:UNIVERSEとは、誰でも参加、企画ができるソーシャルイベントで、RE:ACITONにおいては、コミュニティ形成や大小を問わないあらゆる仮説のPoCとしての役割を担っています。今回は「RE:VOLLEY」として「もし100年後、みんなで楽しめて、地球も嬉しい形でビーチバレーがされていたらどんな形だろう」という問いをもとに企画しました。 当日は30名が参加し、みんなでビーチバレーとビーチクリーンを掛け合わせたアクティビティ「RE:VOLLEY」を楽しみました。

PoC「ヘドニスティック・サステナビリティ」

 普段の生活では耳にしない「ヘドニスティックサステナビリティ」という言葉ですが、実は意外と私たちの生活とは密接に関係しています。この概念は、建築、都市デザインにおける新しい考え方で、デンマーク出身の建築家ビャルケ・インゲルス氏が著書『Yes is More』で提唱しはじめたものです。一言で説明すると「楽しまないと、サステナブルなこともやってられない!」という意味で、一見気難しいトピックも、楽観的な考え方と融合させることができれば、広く波及し、活動そのものがより持続可能になるという考え方です。確かに、いくら地球が良くなるとか、社会の誰かのためとか言われても、苦しみや悲しみを伴うものだとなんだかとっつきにくいですし、続きません。

ならみんなで楽しんで、ワイワイしながら、友達になって、遊んでたら、なんか地球のためにもなってた?!みたいなアプローチでこの概念を立証してみようと考えました。

3セット制。最後はビーチクリーンで勝敗が?!

 今回のRE:VOLLEYは、通常のビーチバレーが2人制3セットマッチであるところを、4人制のビーチバレー2セット、最後の1セットはビーチクリーンとして開催しました。参加者は、バレーボールの習熟度や地球環境への感度、取り組み方においてもバラバラで、もちろんビーチクリーンに参加するのが初めての方も多くいました。バレーボール経験者の人も、やったことのない人も、ビーチクリーンが初めての人も、したことがある人も、みんなが楽しめるようなルールを心がけました。

 するとRE:VOLLEYは最初の1セット目から盛り上がりを見せます。参加者の多くは初めて会う人ばかりで自己紹介からのスタートでしたが、トスを繋いでいくというバレーの性質も相まって一気に距離感が縮んでいくのが目に見えていました。次第に体も温まり、皆さんどんどんビーチに飛び込んでいきます。日照りの元で熱くなったビーチに最初はたじたじでしたが、誰かが言った「少し砂に足を差し込むと熱くない」というライフハックが共有され、最終的には誰もそれを気にせずビーチバレーに没頭していました。

みんなでビーチクリーン!みんなで楽しく!

ビーチバレーが2セット終わると、最後の1セットはビーチクリーンをし、集まったゴミの重量で勝敗がつきます。制限時間は20分。開催場所の袖ケ浜は普段からビーチクリーンの場所として選ばれることも多く、そもそもビーチクリーンでどれだけゴミが集まるか不安でしたがいつの間にか各チームで戦略が練られていました。その過程では「どの場所にゴミが多く集まるのか」「そもそもビーチのゴミは、どこまでがゴミでどこまでがそうではないのか」などいろんな思考が自然と発生していたと考えられます。そしてビーチクリーン開始の合図が出されると参加者の皆さんは各方面に勢いよく走り出していました。どこにあるかもまだ分からないゴミのために、作戦を練って走り出す。しかもその動機は特に地球を守るためというわけでもなくチームとして勝つため、楽しむため、そういったものです。RE:VOLLEYを通して「楽しみながら、遊びながら、地球環境とゴミについて考え行動に移す」ということ、すなわち先に挙げた「ヘドニスティック・サステナビリティ」の概念を体現できたと感じました。

実際に開催後のアンケートでは「いろんな所属や年齢の人たちと仲良くなれてよかった」や「ビーチクリーンも楽しいと思った」「ビーチクリーンの良さを知ってもらえてよかった」などの声が聞かれました。一見、お堅いイメージのあるソーシャルアクションも、今回のRE:VOLLEYのように面白さや楽しさ、人の興味を惹きつける異質さのようなものを組み込むことであらゆる人が楽しく取り組むことができるのではないでしょうか。

今後もRE:VOLLEYのみならずバスケットボールとの掛け合わせとなるRE:HOOPや麻雀との掛け合わせであるRE:MAHJONGなど、様々なイベントを実施予定です。こちらをご覧になっている皆様もぜひご参加ください!お待ちしております!

(Text: Koichiro Ochiai)

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