
















Text: Ken Yamamoto
ビル1棟まるごとマイボトル化を推進するプロジェクト。ビルで働く社員の皆様と一緒に「マイボトル」を使うという環境アクションを広げる企画。環境配慮の観点からマイボトル利用を推奨するだけではなく、利用しやすい環境整備や利用者のメリットなども考慮し、設計を行う。
従業員個人のメリットとなる行動が、環境アクションにつながり、従業員同士のコミュニケーション創出にも寄与する、という環境アクションカルチャー形成を目指す。2024年8月より赤坂インターシティAIRで実施。具体的には、マイボトル洗浄機やディスペンサー(給茶機)の設置によるマイボトルの利用環境の整備や、マイボトルの利用を宣言することで、コーヒーが無料で飲めるようになるキャンペーンなど、お得に、楽しみながらマイボトルを利用できるような取り組みを行った。プロジェクト終了後には、期間中に削減されたペットボトル量を反映したアート作品をエレベーターホールに展示するなど、インパクトのある巻き込み施策も展開した。


*ちゃんとしたバージョン
*ちゃんとしてないバージョン
「いつもなら、憂鬱な靄が立ち込める月曜朝のエレベーターホール。そんな靄を切り裂くかのごとく屹立する海のバベル。異質なそれは、次々とビルに訪れる者たちを見下ろし、問いかける。"お前たちの日々の選択が私をつくりあげているという意識を持ったことはあるか?"
ゴミからはじまる違和感に捉えられ、人々は無視することなど到底できない。」そんな場面を圧倒的なアート作品の力によって作り出される現場を見ることができたことが個人的には推しポイントです。「絶対これはみんなびっくりするだろうね」と言いながら、前日深夜の設置工事にも参加させていただいたのがとても印象に残っています。

プロジェクト開始前はマイボトルを週に4日以上使う方が45.3%いた一方で、30.2%の方がマイボトルを使用していなかったが、プロジェクト開始後は68.3%がマイボトルを週に4日以上使っており、マイボトルを使っていない方は8.5%となった。
また、エントランスに設置したアート作品に対しては多くのビル利用者が足を止め、パネルの説明文を読み、感嘆していた様子が印象的で「まさか海洋プラスチックからできているとは」という驚きの声が聞かれた。

今後は、サービス化していくにあたりテナントと密にコミュにケーションを取りながら、ボトルを利用するための環境構築や期待できる効果を描きながら進めていくことが重要だと考えている。また、さらに裾野を広げBuilding to Bottleの領域を、業種の垣根を超えて、City to Bottleと言えるような取り組みの波及を目指していきたい。



